今回は、2023年グランドスラムの1つであるウィンブルドン本戦に
出場したことで今、大注目の島袋選手のプロ1年目~
2023年現在の年収を調べた結果をまとめました。
島袋選手は日本の部活動出身でプロに転向したことから、
日本の中学生や高校生、大学生に部活を真剣にやれば
プロとなり、世界で活躍できるということを証明した
素晴らしい選手です!
プロフィール
島袋選手は6歳の時からテニスを始めています。
本名:島袋 将(しまぶくろ しょう)
世界ランク:162位 (2023年7月)→135位(2023/10月が最高ランク)
所属:有沢製作所
生年月日:1997年7月30日 (25歳)
身長:183cm
体重:78kg
出身地:岐阜県岐阜市
出身校:岐阜市立日野小 – 岐阜市立長森中 – 四日市工業高 – 早稲田大学
クラブ略歴:フェスタテニスクラブ、HIDEテニスアカデミー
プロ転向時期:2022年5月
コーチ:トーマス嶋田
トレーナー:松田浩和
出身校を見ての通り、日本の部活文化の中で育ってきたことが分かります。
大学卒業後、プロテニス選手の道を歩んだ島袋選手は、なんと
2023年ウィンブルドンに予選通過選手として、出場しています!
他選手のように幼い頃から海外のアカデミーで修行したわけでなく、
日本の部活動からでもプロテニス選手になれる!
グランドスラムに出られるというこれから、テニス選手を目指す人に
夢を与えてくれる選手モデルとなるでしょう!
大会ごとの賞金
以下に島袋選手が出場した大会の賞金額の目安をまとめました。
15,000ドル~25,000ドル
(約210万円~約350万円)
為替レート:140円/ドルとして
1回戦:5~10万円
2回戦:9~25万円
ベスト8:15~40万円
ベスト4:25~70万円
準優勝:45~150万円
優勝:80万円~200万円
予選1回戦: 9万円〜30万円
予選2回戦: 19万円〜61万円
1回戦: 51万円〜136万円
2回戦: 88万円〜220万円
ベスト8:148万円〜390万円
ベスト4:260万円〜680万円
準優勝:480万円〜1260万円
優勝: 920万円〜2400万円
予選1回戦: 8万円〜28万円
予選2回戦: 15万円〜55万円
1回戦: 72万円〜110万円
2回戦:110万円〜230万円
ベスト8:440万円〜900万円
ベスト4:850万円〜1800万円
準優勝:1700万円〜3500万円
優勝: 3400万円〜7000万円
2022年の年収
プロ1年目となる2022年の年収について、1月から計算すると、
推定で約910万円程度となりました。
プロ転向したのが5月なので、プロとしては約720万円くらいの計算です。
下部ツアーのITFでは、大会の賞金総額の情報しかなく、賞金総額と各大会の
結果から推定獲得金額を算出しました。
スポンサー契約内容によりますが、ここから海外遠征費が差し引かれていくと
考えると、さほど多くは手元に残らないでしょう。
2022年出場大会
以下は島袋選手が2022年に出場した大会となります。
ほぼ毎週のように大会に出場しており、勝ち残った場合、
次大会までリカバリーの時間はほぼ無いまま、出場と
かなりハードな日程でした。
年間にして、ITFとATPツアーの合計で26大会も出場しております。
M25 Monastir (チュニジア)ハードコート
1/10~1/16
優勝
M25 Monastir (チュニジア)ハードコート
1/17~1/23
2回戦敗退
M25 Monastir (チュニジア)ハードコート
1/24~1/30
ベスト4
Monterrey Challenger 100 (メキシコ)ハードコート
3/7~3/13
1回戦敗退(予選突破で出場)
M25 Bakersfield, CA (アメリカ)ハードコート
3/14~3/20
1回戦敗退
25 Bakersfield, CA (アメリカ)ハードコート
3/21~3/27
1回戦敗退
Salinas Challenger 80 (エクアドル)ハードコート
4/4~4/10
1回戦敗退(予選突破で出場)
Sarasota Challenger 100 (アメリカ)クレーコート
4/11~4/17
1回戦敗退
Tallahassee Challenger 80 (アメリカ)クレーコート
4/18~4/24
1回戦敗退
Morelos Challenger 80 (メキシコ)ハードコート
4/24~5/1
1回戦敗退
M25 Harmon (グアム)ハードコート
5/30~6/5
2回戦敗退
M25 Harmon (グアム)ハードコート
6/6~6/12
優勝
M25 Tulsa, OK (アメリカ)ハードコート
6/20~6/26
準優勝
M25 Dallas, TX (アメリカ)ハードコート
6/27~7/3
準優勝
Rome Challenger 80 (アメリカ)ハードコート
7/11~7/17
1回戦敗退
Indianapolis Challenger 80 (アメリカ)ハードコート
7/18~7/24
2回戦敗退(予選突破で出場)
Winnipeg Challenger 80 (カナダ)ハードコート
7/25~7/31
棄権
Nonthaburi Challenger 50 (タイ)ハードコート
8/29~9/4
予選2回戦で敗退
Nonthaburi Challenger 50 (タイ)ハードコート
9/5~9/11
準優勝
2022 Davis Cup by Rakuten (国別対抗)
9/16~9/17
出場
Seoul 250 (韓国)ハードコート
9/26~10/2
1回戦敗退
Tokyo Outdoor 500 (日本)ハードコート
10/3~10/9
1回戦敗退(予選突破で出場)
Seoul Challenger 110 (韓国)ハードコート
10/10~10/16
予選2回戦で敗退
Yokohama Challenger 80 (日本)ハードコート
10/31~11/6
準優勝
Matsuyama Challenger 80 (日本)ハードコート
11/7~11/13
予選2回戦で敗退
Kobe Challenger 80 (日本)ハードコート
11/14~11/20
予選2回戦で敗退
Yokkaichi Challenger 80 (日本)ハードコート
11/21~11/27
予選ベスト8
2023年の年収
2023年7月現在までの島袋選手の獲得賞金は約2,500万円程度だと
推測できます。
→2023年末に再調査したところ、約5,100万円であることが分かりました。
今年は予選から勝ち上がり出場したグランドスラムのウィンブルドンで
約2,237万円獲得しています。
ウィンブルドン本戦に出場したことによる賞金がほぼ年収のように
なっていますね。
プロ1年目の2022年と比べるとこれだけで倍以上の年収となっているため、
昨年より、生活にも余裕が生まれるのではないでしょうか。
2023年出場大会
以下は島袋選手が2022年に出場した大会となります。
2022年と比べ、下部ツアーで最低レベルとされるITFの
出場数は減り、大会のレベルを1つ上げたチャレンジャーに
出場するようになっています。
昨年は準優勝2回だったチャレンジャーも今年は優勝2回と
成績も上がっており、プロとして実力をつけてきているのが
分かります。
今年は現時点で15大会出場。
昨年より、大会と次大会の間にリカバリー期間がとれており、
スケジュール的にも楽になってきた印象です。
Nonthaburi Challenger 75 (タイ)ハードコート
1/2~1/8
予選2回戦で敗退
Nonthaburi Challenger 75 (タイ)ハードコート
1/9~1/15
予選1回戦で敗退
Nonthaburi Challenger 50 (タイ)ハードコート
1/16~1/22
優勝
Rome Challenger 75 (アメリカ)ハードコート
2/20~2/26
予選2回戦で敗退
Waco Challenger (アメリカ)ハードコート
2/27~3/5
予選2回戦で敗退
Puerto Vallarta Challenger 100 (メキシコ)ハードコート
3/6~3/12
予選1回戦で敗退
M25 Tsukuba (日本)ハードコート
3/27~4/2
準優勝
M25 Kashiwa
(日本)ハードコート
4/3~4/9
予選1回戦で敗退
Seoul Challenger 125 (韓国)ハードコート
4/24~4/30 予選1回戦で敗退。
Gwangju Challenger 75 (韓国)ハードコート
5/1~5/7
予選1回戦で敗退
Busan Challenger 125 (韓国)ハードコート
5/8~5/14
予選2回戦で敗退
Tunis Challenger 5 (チュニジア)クレーコート
5/15~5/21
優勝
Vicenza Challenger 75 (イタリア)クレーコート
5/29~6/4
予選1回戦で敗退
Nottingham Challenger 125 (イギリス)グラスコート
6/19~6/25
ベスト8
Wimbledon (イギリス)グラスコート グランドスラム
7/3~7/16
1回戦敗退(予選突破で出場)
同じく大活躍中の西岡選手の年収はこちらの記事でまとめています。
大学卒業後のプロはテニスで食べていけるの?
島袋選手は部活出身という、これからプロのテニス選手を目指す人達の
可能性を広げた点で日本テニス界に大きく貢献していると思います。
今回は、そんな島袋選手を例にとって実際にプロとして食べていけるのか
推定年収を計算してみました。
正直、1年目はポイントが無く、賞金を稼げる大会への
出場権がないため、多くの大会に出場し、
結果を積み上げていく期間なので、
金銭的には余裕のない期間となるでしょう。
しかし、順調に結果を伸ばしていけば2年目以降は
大会に出場するだけで賞金が貰える場面もでてくるので、
金銭的にも余裕が生まれてくると言えます。
特に島袋選手はウィンブルドン本戦に出場する実力が
あるため、このような夢のある結果となりました。
実際にプロとして食べていけるかどうかは
本人の実力次第というシビアな世界には違いありません。
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