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新NISAで買いたい高配当株～ヒューリック(3003)について

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安定企業且つ、高配当株として、最近注目を集めている
ヒューリック(証券コード：3003)について、
投資を考えている方向けに最近の状況を
まとめました。

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目次

ヒュ－リックはどんな会社？

銘柄コード業種時価総額発行済み株式数現在株価
3003不動産業9,484億円767,907,735 株1,235円

ヒューリックは主に3分野で構成される不動産事業を主体とした会社です。

  • 賃貸・管理、不動産売却：マンションの部屋を貸すことで賃貸収入を得たり、
    ヒューリックが買いあげたマンションを売却したりすることで収益をあげます。
  • ホテル・旅館事業：ホテルや旅館の経営で収益を得ます。外国人観光客が増える
    時流であれば、収益が大きく上がります。
  • 保険：法人、個人向けどちらも取り扱っており、保険の種類も多いのが特徴です。

ヒューリックは主に不動産事業を主体として利益を上げていますが、
他社と比較して 空室率が少ないことが強みです。

賃貸経営では、常に誰かが部屋を借りてくれている状態を作り、
満室状態を維持することがポイントとなります。

出典元：株主・投資家情報｜ヒューリック株式会社 (hulic.co.jp)
けんたうろす

空室があると、その部屋から収益が発生しないため、
常に最大限の家賃収入がある
状態を作れているという点が強いですね

今期の業績は？

ヒューリックの業績について、2023年8月開示の決算資料を
確認したところ、調子は良いように思えます。

不動産事業の中でも不動産賃貸収入は安定しており、売却用不動産の販売も
好調に推移しています。

コロナが5類に引き下げられた後、国内旅行支援制度が後押ししたことで、
国内・インバウンドがどちらも増えたことで、
ホテル観光事業の稼働率や客室単価が回復していることから
前年度に比べ、収益拡大しています。

保険事業について、保険業界の事業環境が厳しいこともあり、
収益が大きく伸びているとは言えませんが、微増と利益upはできて
いるようです。

出典元：株主・投資家情報｜ヒューリック株式会社 (hulic.co.jp)
2023年度2Q決算結果ハイライト

営業利益：666億円。前年同期比+16.7%増

賃貸・管理：285億円。前年同期比+11億円。4.1%増

不動産売却：427億円。11.6%増

ホテル・観光事業：2億円。前年同期比+41億円。

不動産事業は今後、需要が高まっているレンタルオフィスや、
フレキシブルオフィスの拡充やこども教育事業の取り組みとして、
「こどもでぱーと」の開園、キャンプ施設の運営など、
新規ビジネスによって、ビジネス領域の拡大を
予定しています。

配当金推移について

配当金推移配当金利回り配当性向
20136.50.40%24.00%
201410.50.90%27.80%
201515.51.50%29.30%
2016171.60%32.00%
2017211.70%32.60%
201825.52.60%33.90%
201931.52.40%35.40%
2020363.20%37.80%
2021393.60%38.50%
2022424.00%40.30%
2023予想463.70%40.40%

配当金について、10年以上、連続増配をしています！

配当性向も直近数年間では、30%～40%とバランスのとれた配当性向となっています。

このことから、株主還元にしっかり取り組んでいることが分かります。

本業の儲けを表す営業利益も多いですので、今後も増配してくることが期待できます。

出典元：株主・投資家情報｜ヒューリック株式会社 (hulic.co.jp)

株主優待について

ヒューリックでは、株主優待制度もあります。

出典元：株主優待｜株式・社債情報｜株主・投資家情報｜ヒューリック株式会社 (hulic.co.jp)

条件は、12月31日時点で、300株以上を保有していることです。

株を売らずに、300株以上を3年間継続保有することで、
優待のグレードが上がり、 3,000円相当の優待品が1つから
2つ貰えるようになります。

6,000円相当の優待品が届くのはかなり嬉しいですね。

因みに現在の株価1,235円とした場合の優待込みの還元率は、約4.5%と高い還元率です。
(3年以上継続保有の場合：5.3%と超高還元)

現在の株価1,235円×300株÷(今期予想配当金：46円×300株+優待3,000円)
現在の株価1,235円×300株÷(今期予想配当金：46円×300株+優待6,000円)

ヒューリックの今後の株価はどうなる？

不動産事業を営む他社と比較した際に空室率が1%以下を維持できている点から、
事業の収益性や安定性が高いと言えます。

その中で配当金も高配当と言われる3%以上を超えており、
300株以上保有することで、 株主優待ももらえるという株主還元にも力を
入れているため、今後の株価上昇は 期待できると言えます。

まとめ

不動産事業で空室率の低さが強みのヒューリックについて、 分析しましたが、
会社としての安定性や収益性は高く評価できます。

株主還元も充実していることに加え、現在の株価も1200円台と、
20万円以下で買えることから個人投資家も買いやすい銘柄と言えます。

2024年以降の新NISA制度が追い風となり、今後の株価の成長にも期待できます。

株価の調整局面が来たとしても、高配当銘柄であることから、
株価が下落すれば買い増しを検討し、利回りをあげ、
株価が納得するところまで 上がれば、売却し売却益をとる
というどちらも行けると思います。

※当サイトでは、紹介した会社の株式売買を読者様が行った場合の損失発生の責任は一切負いません。 記載内容はあくまで参考とし、投資判断は読者様個人のご判断でお願い致します。

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